アスファルト混合物事前審査事務局
「アスファルト混合物事前審査制度認定混合物」の公表について
※認定混合物一覧表は、お知らせに掲載しています。
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建設コスト縮減と品質確保・向上
アスファルト事前審査認定制度とは?
アスファルト混合物事前審査制度は、アスファルト混合物の品質確認手続き等の合理化・省力化によるコスト縮減および自主管理による品質確保を目的とした制度です。
アスファルト混合物の品質確認は、発注者が基準試験および試験練り等を、工事ごと、混合物ごとに行っておりました。しかし、この制度では、発注者から指定を受けた審査機関が、事前に審査し認定を行います。
事前審査制度のしくみ
1審査機関審査機関審査機関
沖縄総合事務局と沖縄県が指定した機関で、アスファルト混合物の品質等を事前に審査し認定を行います。
2事前審査委員会
審査機関の長より委託を受けた委員(産学官)が混合物の合否判定を行います。(概ね年2回開催)
3立入調査員
審査委員会から承認を受けた立入調査員が申請時および認定期間中随時混合所へ立入り、混合所の設備、自主管理状況等の確認を行います。
4試験期間
沖縄総合事務局、沖縄県が指定した、公的試験期間で申請混合物の品質に係わるアスファルト量。粒度、密度等の確認試験を行います。
5認定証の発行
審査機関の長は、事前審査委員会の審査結果に基づき、認定証を発行します。
6認定証(写)の提出
混合所は、監督職員または施工者に対し、認定証(写)を提出することにより従来の基準試験等に関する書類に代えることができます。
7自主管理と品質確保
混合所は作業標準書を整備し、自主管理を行います。また、適切な管理により日々品質確保に努めます。
アスファルト混合物事前審査制度フロー
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事前審査制度の特色
事前審査制度の導入により、コスト縮減が図られます。
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合理化・省力化
- 各工事ごとの試験練りが省略。
- 従来発注者が行っていた混合物の品質に係わる検査が省略。
- 発注者に提出する書類は、認定証(写)と認定アスファルト混合物総括表(写)のみ。
(これまでは200~300枚。この制度で2~3枚に)
品質確保・品質向上
- 自主管理によって品質管理担当者のレベルアップと意識の向上により、品質に対する信頼性がよりいっそう向上。
工事発注から竣工までの流れ
竣工までの手続きが合理化・省力化されます。
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アスファルト混合物事前審査委員会
委員の構成図
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立入調査状況
当会では、事前審査事務局として、審査委員会の開催と認定したアスファルト混合所や混合物名を公表し、品質確認手続きの合理化、省力化に寄与しています。